かす。のひとりごと

誰が誰に何を残そうとしたのだろう。

ピンク髪の人。

 

 

長きに渡り、私のTwitterの検索履歴に存在していたこのワード。

 

 

2021年、何度このワードを楽しみにしていたことか。

 

 

時は2021年2月。

 

そろそろピンク髪見たいな、素のまんま(ラジオ)にメールでも送ってみようかな、なんて思っていた矢先。

 

weiboの式典で、ピンクのもふもふを見つけた。

 

 

くすんだピンクで、生え際は若干黒く、くるくると内巻きにセットされたもふもふの髪。

 

 

メンバーカラーと言うだけあって、とても似合っていた。

 

天使がそこにいた。

 

 

それからというもの、2021年は滝沢歌舞伎の期間を除く全てを、彼はピンク髪で過ごしてくれました。

 

(白蛇の試写会で1度だけ黒にしたね)

 

(現在もなおピンク継続中)

 

 

 

そんなピンク髪の人にとって、2021年は大躍進の1年だったと思います。

 

 

まずはなんと言っても声優初主演の映画、「白蛇:縁起」。

 

たくさんの意見があったでしょう。

 

アイドルが声優なんて、デビュー2年目の小僧が、どうせ偉い人が持ってきたお仕事……

 

 

厳しいご意見を全て、そもそも持っているポテンシャルと、弛まぬ努力で跳ね返してきました。

 

 

白蛇の世界、そこで生きていたのは、佐久間大介ではなく、宣でした。

彼が声を吹き込んだ宣という人間は、とても勇ましく、純粋で、素直で、暖かい。

 

 

真っ直ぐに真剣に、彼が宣と向き合い、寄り添ったからこそ宣は生きられたのだと思います。

 

 

 

感情が赴くままにしゃべる、ちょっぴりおバカな彼だから、大勢の記者さんの前で話す時は正直、何を言っているのか分からないこともあったのだけれど……(ごめん)

 

どれだけ声優という仕事に向き合ったか、宣と向き合ったか、三森さんをはじめとする諸先輩方に支えられ、それに感謝の気持ちでいっぱいだったのか、それは色濃く伝わってきました。

 

 

白蛇のお話は一先ず置いておくとして、私がこのワードを検索することに1番ワクワクしていたのは、HELLO HELLO のリリース期間。あとは、音楽番組に出演する度に、おすすめトレンドとして顔を出してくる時間。

 

 

始まりはたしか音楽の日

 

出演する少し前に、バナナサンドに出演したこともあって、彼らのパフォーマンスは少し注目されていた。

(1番注目されていたのはフリーズふっか)

 

そんな音楽の日で、フリーダンスのところを彼はブレイクダンスをしたんです、たしか。(記憶力がダチョウ並なので全て“たしか”で進みます、このブログ)

 

それがすごく話題になって。

「すのーまんのピンク髪の人、ブレイクしてる!」

って。

 

そのままの流れでやってきたのが、

 

シブヤノオト。(私の中でもはや伝説)

 

ウマ娘の皆さんと一緒だったこともあり彼のテンションは最高潮。

彼が爪痕を残したであろう所はきっと、HELLO HELLOの歌唱中ではないと思います。

 

彼が最も爪痕を残した場所は、

 

ウマ娘さんのうまぴょい伝説歌唱中。

 

 

「一緒に“うまぴょい!”してください!」

というお声に対して、誰よりもノリノリだった彼。

 

MCの川島さんから振っていただいたこともあって、彼がアニメオタクであること、ソシャゲ好き、ウマ娘のブリーダー、そして事務所に怒られるほど、本物の競走馬を買えるほどの課金をしていることまで電波に乗って知れ渡った彼。

 

 

歌唱中に「3.2.1.ファイッッッッ!!!!」と全力でコールをする姿が一夜にしてTwitterに広まり、それを呟いている方のアイコンは可愛い女の子のイラストで、いわゆる、我々とは違うジャンルのオタクをされている方たちばかりでした。

 

「ピンク髪とかもうアグネスデジタルじゃねえか」「アグネスちゃんの実写版??」という言葉を拝見し、兼オタの絵師さんが彼とアグネスちゃんのイラストを描いているのを拝見し、「コイツ、宮田とコミケに行ってるらしい」と過去のプラ写が流れ、お家にいるお嫁さん(フィギュアやポスター)のコレクション写真が流れ…………あっという間に彼を受け入れていただきました。

 

 

これがきっかけとなり、何かと彼がテレビに出る際、「佐久間ニキ」と、アイコンが可愛い女の子の方々が沸いてくださった事を毎回感じていました。

 

 

 

話は少し変わりますが、「佐久間ニキ」と言って頂けるようになったきっかけ、アニサマの副音声も、2021年のできごと。

 

「顔面以外は俺らと一緒」

「佐久間ニキがアイドルは草」

 

なんて褒めて(?)いただき、その後の彼の出ているYouTubeのコメント欄は佐久間ニキで溢れていました。

 

特にコレ。

Snow Man俺の嫁…発表しちゃいます」2年越しの待望アニメ企画

https://youtu.be/WD3JQw0NSWY

 

 

アニサマやアニメ関連のお仕事やシブヤノオトが高スパンで続いたこともあり、彼がアニメ映画で主演声優をすることはアニメオタクの方にも伝わりました。

 

公開すると我々のような彼のオタク以外にも、アニメのファンの方、「アニメオタクが佐久間を知って気になるので行ってみた」方もいて、彼の夢が思っている以上に大きく広く届いたのを実感しました。

 

 

話を戻して。

 

音楽番組に出演する度に、「ピンク髪の人」と検索することが楽しみでした。というか、それまでがセットでSnow Manが出演する音楽番組を楽しんでいました。

 

 

2021年で1番、「ピンク髪の人」を検索するのが楽しかった日。それは紛れもなく、12月31日。

 

国民の多くが視聴する紅白歌合戦

Snow Manの出番は前半ラスト、そして、国民みんなが大好きなマツケンサンバの直前。

2020年に出演を辞退したこともあって、ファンではない人からの注目もあったと思います。

 

ピンク髪の人は、序盤からかますのでした。

 

郷ひろみさんの曲で出演者がバックに揃ってわちゃわちゃするところ、彼は同じグループの最年長と一緒に郷ひろみさんが出演されているCMのタンバリンダンスをしていました。

 

そこで「お?」となったわけです。

「ピンク髪の人でノリノリな人がいる」と。

 

そして来たるSnow Manの出番。

 

「昨年出れんかったからスノーマン今年は良かったね!」

と親せきのようなツイートを何個も見て心がほっこりしたところで、

 

「さっきのピンク髪の人、スノーマンなんだ!!」

 

と答え合わせをするかのようなツイートも拝見してすこし笑いました。

 

 

Snow Manの出番が終わり、感動を共有すべくTwitterを開くと、私のおすすめトレンドにでてきたあのワード。

 

「ピンク髪の人」

 

そう、これです。

思わず飛びつきました。ただ、このワードだけだと「ピンクに染めたよ〜」みたいなツイートも流れてくるので、「ピンク髪の人 スノーマン」で再検索。

 

そこには彼の名前を知りたがる人、彼のアクロバティックに惚れる人、彼の顔にときめく人、彼のパフォーマンスに度肝を抜かれている人、目立つなぁと感心している人…………

 

 

彼がピンク髪の人であって良かったと思った瞬間でもありました。

 

(この時、ラウールが「ディズニープリンスいるけどディズニーランド戻らなくて大丈夫そ?」ってガチ王子扱いされてるツイートを何個か見て爆笑した)

 

 

年が明けてからも、ジャニーズカウントダウンコンサートでも元気5として彼が出たこともあり、「うるせえ」というお声をいただきつつも「ピンク髪の人」と検索するのは楽しかったです。

 

2022年の1月1日の深夜には出演したバラエティ番組で、ウマ娘メジロマックイーンちゃんの声優さんからボイスメッセージをいただき、それに沸く姿がガチだと、声が梶さんじゃねえかwと、アニメファンの方々の間で話題になりました。

 

2021年の10月から隔週レギュラーを務める朝のバラエティ番組に、2月1日に出演した際、彼が以前から大ファンだったVtuberさんを紹介し、MV(?)も流し、ついにそれが本人にも届きました。

 

彼のトークが切り取られ、「コイツいいやつ」「朝からやめとけよw」とピンク髪の人、「佐久間ニキ」は好調に2022年を走り出しました。

 

 

 

4月には毎年恒例の滝沢歌舞伎ZEROも無事に決まり、黒髪にしなければなりません。

ピンク髪とのお別れも残すところ(おそらく)2ヶ月。

 

それまでに待ち構えているのは……

 

そう。

 

 

おそ松さん」の実写映画公開

 

6thシングルの発売。

 

 

アニメの女の子が表紙になる雑誌で3次元で初めて表紙に選ばれた、そんな雑誌も今月(2月)発売。

 

映画自体、きっとざわつかせるでしょう。

それに伴った宣伝で出演する番組もおそらくピンク髪、6thシングルは映画の主題歌なので、宣伝も相俟って話題になるでしょう。

また音楽番組でざわつかせるのかな。

「佐久間ニキ」を気になって頂けるよう、あわよくばそのままの彼のファンになっていただけるよう、彼の邪魔にならないオタクでいたいと思います。

 

 

何が言いたいかと言うと、

 

「ピンク髪の人」から目が離せない2022年!!

 

(頭皮心配)(←1番言いたいことこれ)